川崎GⅢアーバンナイトカーニバル開幕 展望

 川崎競輪ナイターGⅢ「アーバンナイトカーニバル」が、あす3日から6日まで4日間にわたって開催される。4月開設記念に続く、当地での4日制ナイターGⅢの第2弾。深谷知広、脇本雄太、松谷秀幸、山崎芳仁、原田研太朗、新山響平、井上昌己、園田巧、東龍之介ら好メンバーが出場して熱戦を繰り広げる。なお、最終日(6日)第9Rでは新たな試みとなる「S級ブロックセブン」が単発レースで争われる。

 GⅠいわき平オールスター(11~15日)が間近に迫りS班の出場はないが、好メンバーがそろう。注目は深谷と脇本の対決。ほかにも力のある自力型がいて見どころの多いシリーズだ。


オールスターに弾みをつけたい深谷

 深谷は12年の当地記念でV実績。昨年のサマーナイトFでも準決を1着でクリアして決勝に進んでいる。前走福井記念では準決4着で決勝を逃したが、中3日での出場となるオールスターに向け、ここを勝って弾みをつけたいところ。ハイパワーで押し切りを狙う。


前走の地元福井記念Vで勢いのある脇本

 脇本は福井記念で地元GⅢ3回目のV。前に同県後輩の野原雅也、3、4番手に稲川翔、村上義弘という強力布陣で有利な流れをものにした。深谷との対決は2日目優秀戦。完全な細切れ戦となり脇本には稲川、深谷は単騎でのレース。この時は逃げ粘った脇本を稲川が差して近畿ワンツー。深谷は後手に回され不発に終わった。ここで見たいのが福井では実現しなかったファイナルでの力勝負。ライバル同士、意地を懸けてのバトルに期待が膨らむ。

 4月開設記念を制した郡司浩平からバトンを受け、地元の軸としてここに挑むのが松谷。4月の西武園記念でV。その後はFⅠでも決勝進出がなく乱調気味だが、ホームバンクを舞台に気合は十分だろう。結果が出せずにいるうっ憤を一気に晴らしたい。同じく地元で川崎がホームの東も強い意気込みで今シリーズへ。テーマは決勝に進んでの松谷とのワンツー。追い込み型として役割をしっかり果たし直線勝負に懸ける。

 北勢は新山―山崎で連係。地元でのGⅠを控える山崎にとっても直前に走る今シリーズは大事な戦い。好結果を得て流れを良くしたい。新山は昨年暮れのヤングGPで落車してから勢いに乗れずにいるがポテンシャルの高さは証明済み。自分の走りに徹し、深谷や脇本を相手に積極策。果敢に出て粘り込みを図る。

 原田は3月高松ウィナーズC、前走伊東サマーナイトFとGⅡで決勝へ。強烈なダッシュとスピードを武器にV奪取も。うまく流れに乗って出ると好勝負。九州のタイトルホルダーは井上と園田。近況成績はともに安定。切れ味を発揮して伸びると浮上する。