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あすから開催 小田原GⅢ「北条早雲杯争奪戦」見どころ

 小田原競輪開設68周年記念GⅢ「北条早雲杯争奪戦」は、あす26日から29日まで4日間にわたって開催される。直近のGⅠ・いわき平オールスターで2回目のGⅠ制覇を果たした渡辺一成のほか竹内雄作、中川誠一郎、吉沢純平、神山雄一郎、岩津裕介、早坂秀悟、山中秀将、和田真久留ら好メンバーが参戦。真夏の33バンクで熱く激しい戦いを繰り広げる。最終日(29日)第9Rでは8月川崎ナイターGⅢに続き2回目の実施となる7車立ての「S級ブロックセブン」が単発で争われる。

 昨年に続き、今年もGⅠウイナーとなった渡辺一(=写真上)が勢いを見せる。地元いわき平を舞台に開催されたオールスターで見事にV奪取。前で仕掛けた新田祐大を内から抜く形になったことには複雑な表情を見せつつも、巡ってきたチャンスを逃すことなくモノにして対応力の高さを示した。初めてGⅠを勝った昨年2月久留米全日本選抜も新田との連係からのV。相性の良さを感じさせるが、今回、連係が考えられる早坂もダッシュとスピードは新田並みに強烈。難なく付いていき抜け出しを決める。

 竹内(=写真上)もオールスターで決勝進出。ファイナルは中部ライン4車で連係。竹内は先頭の深谷の番手を回ったが、勝負どころを前に落車(過失走行で失格)。悔やんでも悔やみきれない結果となった。気持ちを入れ直して臨むのが今シリーズ。負の流れが続かないように、納得の走りで力を出し切る。

 中川もダッシュの良さは格別。目標がなければ自力で持ち味を発揮。早めの先行はなくても、タイミングを計りながらチャンスを逃さないように踏み込む。展開がもつれると勝機が膨らむ。

 関東は平原康多が欠場となったが実力アップした吉沢と神山、追加で出場が決まった芦沢も加わればラインは厚い。吉沢は落車が多く勢いに乗り切れない面はあっても機動力はすでにトップ選手にも負けないレベルと言っていい。ただ、オールスターでも最終日に落車。コンディション次第だか、本来の力を発揮できれば好勝負は間違いない。

 岩津もS班の1人として忘れてはならない。理想は同県後輩で先行力のある取鳥との連係。そろって決勝に進み上位独占に挑みたい。南関では山中が鋭いまくり武器に好調。オールスターでは勝ち上がりの一予を含めて2勝。流れに乗って出ると一気に浮上する。地元の和田も気合は十分だろう。同期の郡司浩平が欠場となった分も、気持ちを強くして戦い初の記念優勝を狙う。