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才色兼備・五輪メダリストら外国人4選手がガールズケイリンに登場 


来日会見で笑顔を見せた(左から)ハンセン、モートン、ファンリーセン、ボイノワの4選手

 今年も女子の外国人選手がガールズケイリンに挑戦する。短期登録選手制度で登録された初来日の4選手は、きょう開幕の平塚FⅠナイター(6~8日)を皮切りに全国各地を転戦。10月上旬までの2カ月間、日本人選手と競演する。最も注目を集めるのはリオ五輪で銀メダルを獲得したアナスタシア・ボイノワ(ロシア)だ。容姿は海外モデル級。才色兼備な24歳は取手FⅡ(7~9日)がデビュー戦。世界レベルのスピードと笑顔でファンのハートをわしづかみする。

世界指折りの快速レーサーのボイノワ

 強さと美しさを兼ね備え抜群の実績を誇るのがA・ボイノワだ。リオ五輪のチームスプリントで銀メダルを獲得。ワールドカップや世界選でも常に優勝争いを繰り広げており、世界指折りの快速レーサーとして名高い。20年の東京五輪を見据え6月から伊豆で練習しているボイノワ。ガールズケイリンの小林優香や太田りゆと親交があり、早くも日本の環境と文化に慣れている。「最初はロシアから離れることが怖かったけど来日してからは日本が気に入った。五輪へ向けて夏の気候に慣れることは大事。日本で走れることは今後につながる」とモチベーションが高い。
 自転車を降りればモデル級のルックスが注目を集める。ブロンドヘアーをかき上げると、首筋にタトゥーで〝勝利〟の2文字。「これはおまじないのようなもの」。3年後の東京五輪、そしてガールズケイリンで勝利にこだわる決意表明だ。得意戦法は「先行」ときっぱり。その美ぼうと圧倒的な脚力で日本のファンを魅了する。

スケート仕込みの脚力を持つファンリーセン

 L・ファンリーセンはスピードスケートから転向。10年バンクーバー冬季五輪では1000㍍で銅メダルに輝いた。自転車でリオ五輪の出場枠が1つあり、練習で好タイムを計測したのが転向へのきっかけ。競技歴は2年半だが、今シーズンのワールドカップ第2戦(アペルドルン)ケイリンで3位に入るなど頭角を現している。「日本では短い期間に多くのレースがあるので楽しみ。後方に構えてチャンスを待つ走りがしたい」。得意パターンはまくり勝負。スケート仕込みの脚力で快速を発揮する。

「日本の選手とレースをするのが楽しみ」と話すハンセン

 高校時代に日本語を勉強していたN・ハンセンは日本に愛着を持っている。「ガールズケイリンのビデオを見て研究してこいとアドバイスをもらってきた。その方がたくさん賞金を稼げる(笑い)」。ロンドン、リオと五輪では満足できる成績を残せなかったが、今シーズンはワールドカップ第4戦(ロサンゼルス)ケイリン3位、スプリント5位と調子を上げている。「日本の選手とレースするのが楽しみ。いろいろ吸収したい。レースでは先行したい」とアピールした。

今シーズン好調のモートン

 S・モートンはパワー自慢の26歳。ロンドンパラリンピックでは1㌔TTでパイロット役を務めて金メダルを手にした。今年4月の世界選(香港)はスプリントとチームスプリントで2位。まさに今が旬のレーサーだ。「私が自転車競技を選んだのではなく自転車競技が私を選んだの。(相手と)スレスレを走ってスピードを出すのが得意。今乗っている車が古いので、賞金で新車を買いたい。もちろん日本車にも興味があるわ」。勝ち気な性格はケイリン向き。ワールドクラスの機動力を見せつける。

▽短期登録選手制度 自転車競技の国際大会で優秀な成績を収め、競輪学校(静岡県伊豆市)で行われる資格試験に合格した女子の外国人選手をL級1班として認定するもの。女子は13年から実施(男子は09年から)。出場期間は9、10月の2カ月間。