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あす25日から開催 立川FⅠスポニチ杯 S級戦みどころ タイトルホルダー村上博が中心


立川競輪後節FⅠ「スポーツニッポン杯」は、あす25日から27日まで3日間にわたって開催される。S級、ガールズ、A級で1日12R。S級の中心はGⅠタイトルホルダーで当地、立川でグランプリ優勝の実績もある村上博幸(=写真)。稲毛健太、前田拓也らと近畿で結束。軸となって自身のVと、ラインでの上位独占を目指す。自在性ある桐山敬太郎と差し脚鋭い和田健太郎が連係する南関勢も強力。関東は地元の河村雅章や横山尚則、当地と相性のいい稲村成浩らがV候補。ガールズは地元Vを目指す〝先行日本一〟奥井迪を主役に石井貴子(千葉)、小林莉子、奈良岡彩子らが熱戦を繰り広げる。

<S級戦見どころ>
近況上り調子で高い競走得点をキープする村上が、思い出のバンクで実力を示す。当地出場は3年9カ月ぶり。出場数も合計8回と多くはないが、村上は7年前、ここで頂点に立った。10年暮れのグランプリを兄・義弘との連係から制覇。2着の山崎芳仁と微差での際どい勝負をものにして賞金王となり、当年のMVPにも選ばれた。自身が最高に輝きを放った舞台のひとつが、ここ立川だ。その後、FⅠでは13年9月にV実績。シリーズリーダーとして、しっかり強さを見せつける。目標は近畿同士で先行パワーある稲毛。頼れる地区の後輩が積極策。番手でガードし、直線勝負での差し切りを決める。

稲毛は今期に入り7月にFⅠで2V。その後はGⅠ~Ⅲのグレードレース6場所に出場し、力強い走りを見せた。確かな援護が望める今シリーズも、果敢に仕掛けて押し切りを目指す。堅実さが戻ってきた前田が村上の後ろ回り。しっかり役割を果たし上位独占へ。気合の走りを見せる。若手で売り出し中の石塚も先行勝負に徹してアピール。FⅠでは直近2場所で決勝へ。ここも勢いに乗るか。

南関の主力は和田と桐山。和田は前走地元の千葉記念で決勝へ。鋭いタテ脚は直線の長い立川向き。自力基本に器用に攻める桐山を目標に切れ味を発揮する。桐山は今期2班でも成績をまとめ、好調さを保っている。立川では今年6月のFⅠで優勝。ここも自在な走りでチャンスを狙う。

関東で注目は河村、横山の自力型2人。ともに組み立てはまくり主体だが、組み合わせ次第では連係策も。河村は立川がホーム。S級ではまだ当地でのVがなく、勝利への意識は他の誰よりも強い。もう1人、関東では稲村も忘れてはいけない存在。立川では12年5月までにFⅠで8連続Vの実績。前走・京王閣では連日、見せ場がなかったが、得意バンクで展開が味方すれば勝負強さを見せそう。

小川は今年5月当地FⅠでS級初V。前走名古屋でも軽快さが目立ち、決勝は打鐘すぎ4角から仕掛けて先制。3着に粘りラインで上位を独占した。同県の湊とラインが組めれば積極的に攻めていける。小嶋は追加を受けての出場。FⅠ直近2場所で決勝2着、前走千葉記念では2勝を挙げ、最終日は8番手まくりを強烈に決めた。確かな機動力は依然、健在。V候補の一角として期待が持てる。