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【記者コラム】愛媛のニュースター松本 さあ逆襲だ

111期生が7月にデビューして間もなく3カ月がたとうとしている。チャレンジ3場所連続完全VでA級2班へ特別昇班をしたのは今野大輔(24=愛媛)、野口裕史(34=千葉)、門田凌(23=愛媛)、山崎賢人(24=長崎)、南潤(19=和歌山)の5人。競輪学校でゴールデンキャップを獲得して注目された松本貴治(24=愛媛)はまだチャレンジを卒業できてない。

「レースになったら慌てているのか出し切れていない感じがある」

男子のゴールデンキャップは200㍍11秒30以内、400㍍23秒30以内、1000㍍1分8秒50以内、3000㍍3分45秒50以内の基準タイムをすべてクリアしたものに与えられる。67期生が在学中だった90年9月に制定され松本が12人目の獲得者だった。

これまで8場所を走って優勝4回。一度は8連勝で特別昇班に王手をかけたが決勝は3着に敗れた。このショックが尾を引いていたわけではないだろうが、ここから1カ月半も優勝から遠ざかる。13~15日の地元初登場だった松山は4場所ぶりの優勝だった。

松本の現状を師匠の浜田浩司(38=愛媛・81期)に聞くと「今はまだ流れをつかみきれていないけど上のレースの方が合っていると思う。練習でタイムが出ても満足することがない。そこはいいところ。松山で感じをつかんだしかみ合ってくればもっと出る。苦労せず上がって調子に乗るよりはつまづいた方がいい」と心配はしていなかった。

ダンス&ボーカルグループ・EXILEで活躍する白浜亜嵐は小、中学校の同級生で今でも年に1回は顔を合わせる友人。ちょっと出ばなをくじかれたが松本の逆襲はここから。スターの階段を歩んでもらおう。(亀田克也)

※10月25日付・大阪版掲載