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【記者コラム】真備 グランプリ制覇へ先行力磨く

先行日本一を目指し奮闘中の高木真備(23)=写真=を西武園ミッドナイト(10月25~27日)で取材した。初日、2日目と自慢の先行力を発揮して連勝。初日は「道中、無駄な動きが多くて最後は差されたかと」と亀川史華に詰め寄られた内容に不満げだったが、2日目はバックで番手から踏み上げた荒牧聖未に一度は並ばれるも「絶対に出させるつもりはなかった」と強烈な踏み直しで振り切る強い内容。決勝は機動型が顔をそろえ激戦模様。「動く人が多いが、年末のグランプリだって動く人ばかり。こういうレースをしっかり勝ち切っていきたい。でも、小さい競走をして優勝できたとしても先につながらない。自分らしい大きい競走をして結果がついてくれば」と力強く話していた。

その言葉通り、決勝でも果敢に先行した。結果的に荒牧にまくられ、売り出し中の新人・吉村早耶香にもかわされ3着に終わったが内容は悪くない。あす3日からは後半6レースがガールズ開催という松戸のオッズパーク杯ガールズドリームトーナメントに参戦。グランプリで対戦する児玉碧衣、梶田舞を相手に〝大きな競走〟で勝てれば初のグランプリ制覇が見えてくる。

チャレンジ決勝は111期の吉田昌司(20)が完全V。素質はS級で活躍する兄・拓矢以上と言われながら「ハートが弱くて…」。特別昇班を逃してきたがもう大丈夫。青森(5~7日)、武雄(17~19日)と無敗で突き進み今度こそ特昇を決める。

♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日、神奈川県生まれの53歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。13年、21年ぶりに競輪の現場に復帰。選手会の署名活動を取材、千葉競輪存続に選手たちの喜ぶ顔が頭に浮かんだ。