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【高松FⅠスポニチ杯】三谷将 直線強襲V

S級6回目の優勝を飾った三谷将太(左)と
連勝記録を18に伸ばした石井寛子

 

 高松競輪のS級シリーズ「高松市長杯・スポーツニッポン杯(FⅠ)」は14日、S級決勝戦が行われ古性優作のまくりに乗った三谷将太(33=奈良・92期)が抜け出しS級6回目(奈良ブロックセブンを除く)の優勝を飾った。2着は古性、3着は渡辺十夢で近畿勢で上位独占。

 

 ガールズは山原さくらのカマシを猛追した石井寛子(33=東京・104期)がまくり追い込み完全V。連勝を18に伸ばした。

 

三谷「最高にうれしい」

 

 古性と松浦の最後のもがき合いは見応えたっぷりだった。レースの方は先行態勢の田中―柴田の東軍を松浦がホームで叩いて主導権。これを古性がバック鋭く仕掛けて襲いかかる。内で踏ん張る松浦が直線に入ってからも体を預けながらけん制。両者がもつれ合うところ古性マークで脚をためた三谷が抜けだし、昨年12月岐阜FⅠ戦以来の優勝を飾った。

 

 表彰式の第一声は「最高にうれしい。全て古性のおかげ。もう最高‼」と喜びを爆発させた。

 

 「次は(大垣)ウィナーズを走るんでそれに向けて頑張ります」とビッグレースでの健闘を誓った。

 

 なおガールズは石井が山原のカマシを見事なスピードで捕らえ自己の連勝記録を18に更新しての完全V。「連勝がストップせず(大垣)ガルコレを迎えられますね」とライバルの山原を破っての優勝に笑顔だった。

 

 ♤三谷 将太(みたに・しょうた)1985年(昭60)10月24日生まれの33歳。92期生として07年びわこでプロデビュー。通算成績は944戦154勝。ガッツマーカーとして近畿地区では指折りの存在だ。1㍍76、82㌔。血液型A。

 

 ♡石井 寛子(いしい・ひろこ)1986年(昭61)1月9日生まれの33歳。ガールズ2期生として13年5月京王閣でプロデビュー。17年平塚のガールズGPを制するなど第一人者としてガールズケイリンをけん引。1㍍60、59㌔。血液型B。

 

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