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【記者コラム】今年もGP車券で悩みまくれ‼

 今年最後のGⅠ競輪祭(小倉)は郡司浩平のGⅠ初優勝により幕を閉じた。同時にKEIRINプランプリ2020の出場予定選手が決定。メンバーは次の通り(車番は未定)。

 

 清水 裕友 26 山 口 105期
 脇本 雄太 31 福 井 94期
 松浦 悠士 30 広 島 98期
 郡司 浩平 30 神奈川 99期
 平原 康多 38 埼 玉 87期
 佐藤慎太郎 44 福 島 78期
 和田健太郎 39 千 葉 87期
 新田 祐大 34 福 島 90期
 守沢 太志 35 秋 田 96期
 ※左から選手名、年齢、登録地、期別

 

 やはり一番気になるのは競輪祭の初戦で落車、途中帰郷となった脇本のケガの状態だろう。珍しく内に進路をとったことが引き金となってしまった。後頭部打撲で全治10日と診断され病院に搬送。この時点では右鎖骨骨折の疑いもあったが、翌日の診断では右頭部の打撲・裂傷、右肩、右胸腹部および左下肢の打撲・擦過傷であったと報告され、骨折はなかったことが公表された。ただ、本人がしきりに気にしていたのは右肩のダメージ。これに関しては先月25日に自身のツイッターでこうつぶやいている。

 

 『落車して1週間経過しました。肩のダメージが甚大でしたが骨などは折れていないのが不幸中の幸いです。ゆっくりですが練習もリハビリ程度の負荷ですが復帰しました!グランプリ向けてしっかり治して仕上げたいと思います!(原文まま)』

 

 脇本の場合、グランプリだけではなく来年の東京五輪を控える大事な身。まずはひと安心である。

 

 さて、その脇本と平原は単騎になる可能性が高い。ライン的には佐藤、守沢の援護を受けるであろう新田が有利。あとは清水、松浦の前後がどうなるかだろう。気合の入り方では郡司、和田の地元南関勢が一番。

 

 Vの行方は?コロナ禍でなければ酒でも酌み交わしながら皆さんの見立てをじっくりと聞いてみたいところだが…。いずれ見応えたっぷりの1億円バトルだ。今年のGP車券も発売締め切り直前まで悩みまくってほしい。それが競輪ファンにとっての一番幸せな時間だと思っている。(岡田 光広)

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