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【大宮GⅢ】平原 大宮記念連覇

 大宮競輪GⅢ「東日本発祥72周年・倉茂記念杯」は1月17日に決勝戦が行われ平原康多(38=埼玉・87期)が2年連続8回目の大宮記念優勝を飾った。

 

 平原の記念優勝は前回立川に続いて通算26回目。

 

大宮記念を優勝した平原康多

 

「信頼できる」森田を賞賛‼

 

 レースは森田―平原―佐藤―清水―合志―岩本―東―鈴木―河野で周回。打鐘で鈴木―河野が上昇も岩本―東が斬る。打鐘過ぎ4角から森田―平原―佐藤が岩本を叩いて主導権。鈴木―河野が追い上げて続く。

 

 最終2角6番手の外並走から清水―合志が捲る。清水のスピードは良かったが平原が合わせて踏み込む。平原―佐藤で抜け出した。

 

 平原は「(準決同様に前を任せた)森田はレースがうまいし競輪ができる。今までついた選手の中でも森田は信頼できる。森田のカカリは良かったけど(捲った)清水のスピードはさすがだったので踏ませてもらった」と後輩の頑張りを称えてレースを振り返った。

 

 昨年末のグランプリで「ワッキー(脇本)と走っていろいろと考える部分が見つかった」。今年に入り、さらなる進化を目指して立川記念、大宮記念を走った。

 

 グランプリ→立川記念→大宮記念のローテーションは関東のエースの年末年始の大仕事。記念連続優勝で順調な滑りだしを見せた平原は「一戦一戦頑張るだけだしGⅠを優勝してグランプリに出るという目標はずっと変わらない」。

 

 次は今年初のGⅠ全日本選抜(2月20~23日、川崎)での優勝を目指す。

 

 ♤平原 康多(ひらはら・こうた)1982年(昭57)6月11日生まれ、埼玉県狭山市出身の38歳。県立川越工卒。02年8月プロデビュー。通算成績は1300戦413勝。主な優勝は第60、61回高松宮記念杯(09、10年)、第51、56、58回小倉競輪祭(09、14、16年)、第28、32回全日本選抜(13、17年)。1㍍85、95㌔。血液型A。

 

◆次走 優勝した平原は高松記念(2月4~7日)、2着・佐藤慎太郎は豊橋記念(1月28~31日)、3着・鈴木庸之は取手FⅠ(1月21~23日)。

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