武雄競輪FⅠ「日本名輪会カップ第9回佐々木昭彦杯」が、2月1日から3日まで3日間の日程で開催される。
勢い一番‼大会の中心 |
松本 貴治 |
好メンバーがそろうが勢いは松本貴治(愛媛・111期)が一番。
前走地元戦の松山記念でうれしいGⅢ初V。決勝は四国4人で結束し、先行パワーある島川将貴の番手回り。島川の打鐘発進に乗り二段駆けを決め強力S班の郡司浩平と松浦悠士、実力S班レベルの渡辺一成を退けた。ここは自力で強さを発揮する。松山記念では3番手を固めて2着の橋本強(愛媛・89期)が松本と同県連係。再びワンツーとなるか。
渡辺雄太(静岡・105期)は昨年10月の落車負傷から2カ月ぶりに復帰した静岡FⅠでまたしても落車。中19日で臨んだ前走小倉FⅠは❸④①の成績だった。決勝進出は逃したが初日特選と準決は打鐘から先行。最終日に5番手捲りで1着を獲り、戦える手応えはつかんだか。
北勢の主力は伏見俊昭(福島・75期)と庄子信弘(宮城・84期)。渡辺が南関一人の組み合わせなら連係が考えられる。
埼玉勢の黒沢征治(113期)と武藤龍生(98期)は直近FⅠでVと上昇ムード。黒沢は前橋で3連勝。決勝では逃げたハイパワーの新山響平を5番手捲りで撃破。武藤は向日町で最終B最後方も空いたコースを踏み窮地から勝利をもぎ取った。
地元の山田庸平(佐賀・94期)は負傷欠場明け初戦で状態面がどうか。戦歴断然の井上昌己(長崎・86期)は追加で中2日での出場。底力ある松岡貴久(熊本・90期)も九州勢で注目の一人だ。