玉野競輪のS級シリーズ「西日本カップ・第44回桃太郎杯争奪戦(FⅠ)」は7月1日に開幕する。

 

 前走函館記念Vの勢いなら新山響平が主役となるが、松本貴治が真っ向から力勝負を挑む。稲垣裕之―南修二の強力近畿コンビや、地元戦で気合の入る筒井敦史も控える豪華メンバー。

 

 S2班にも野口裕史、河合佑弥ら将来性豊かな好素材がそろい、初日から見応えのある攻防を展開する。

新山 ダッシュ力で制圧だ

新山響平20190630玉野

新山 響平

☆先行予想

 

 新山は前回の函館で2着に5車身差をつける圧勝劇で3年ぶりの記念優勝を飾った。「5月のダービーの後からナショナルチームの練習に参加して、踏み出しが良くなった」と効果はてきめん。自慢のダッシュ力で他派を制圧。健在示す斎藤が北日本本線をキープ。

 

 南がまくりを連発するなど完全復調をアピール。タッグを組む稲垣との連係プレーはもちろん、混戦になっても強襲劇を展開する。

 

 その稲垣も主役の一人。あくまでも機動力を主体に戦うが、石塚に乗る番手戦なら展開有利に台頭する。松本も6月四日市GⅢで準Vと実力は優勝候補の一角。パワーあふれる先行力は当然首位争い。エンジンが掛かり切ればば四国勢・北村とで上位独占の場面も。

 

 躍進一途の野口。まだS級優勝はないが、6月取手GⅢではファイナルへ進出。重戦車並みの迫力でぶっ飛ばすが、河合も旋風を巻き起こす113期の好素材。波乱を呼ぶ黒馬だ。

 

 決め脚に威力を持つ志智の強襲や地元で気合の入る筒井が好走するケースも…。