先行予想 |
今節は飛び抜けた存在はおらず、誰にでもチャンスがあるシリーズ。思わぬ選手の台頭も十分に考えられる。
先行実績では早坂が一枚上。近況は競走得点103点台と低迷が続いているが直近4カ月のバック数は15と積極的な走りを見せている。ダッシュを生かした豪快なカマシで主導権を握っていく。早坂が先手取りなら、同県の和田が好ガードして最後は追い込む。宮城両者がV争いの鍵となる。3番手は好調が続く五日市誠が固める。
関東勢では伊早坂駿一の先行が魅力。けれん味のない思い切った仕掛けで先手を奪っていく。伊早坂次第では、しぶとい岡光良の差し脚が生きる。
志智は名古屋オールスターで1勝。展開さえ向けば切れの鋭さはまだまだ衰えを感じさせない。畑段との中近連係か、伊藤稔真が勝ち上がってくれば、チャンスは広がる。
南関勢は勝瀬卓也、大塚玲の近況が安定している。勝瀬はFⅠではきっちり優出し結果を出している。大塚は14年に練習中の交通事故で生死の境をさまよう大ケガを負ったが見事に復活。8月川崎GⅢでは優出(8着)と結果を出した。
国村は工藤、片岡との連係で地元ファンの期待に応える。工藤は4~5月の松戸ダービーで2勝。ツボにはまった時のまくりには定評がある。片岡は前回弥彦の落車の影響がなければ楽しみな存在になる。岡山両者が中四国勢をけん引する。四国勢では111期の門田凌のデキにも注目が集まる。
九州勢は自力型が手薄。調子を上げている加倉正義、松尾信太郎がどんな走りを見せるか。