武雄バンク特徴

 
 妙なクセがなく走りやすいと評判の武雄バンクだが、距離のみなし距離は64・4㍍と国内の400走路では最長だ。そのため、先行が残るにはマイペース駆けか、後位競りなど、よほど展開が向かない限り持たない。番手有利には違いないが、直線の長さを利して力のある追い込み型が3、4番手から突き抜けるシーンを何度も目にしている。最大カント(傾斜)は31度を越え、コーナーの出口で流れることもなく、早めにスパートするまくりが有効だ。直線の伸びは内、中、外と平均的。