5月24日(日)~26日(火)に開催される名古屋ミッドナイト競輪「Win Ticket杯」。佐藤礼文(茨城・115期)が心機一転、再発進を誓う!

 

 2班へ特別昇班となる3場所連続完全Vを賭けた2月の前橋は、4コーナーを回ったときに不運の落車(再入5着)で、2度目(1度目=1月5日・松戸で決勝2着)の挑戦も失敗となった。その後は負傷欠場と開催中止で約2カ月ぶりの実戦となるが、ケガも治り練習も休養も十分。ここから3度目の正直で2班への特別昇班を狙う。

 

 佐藤と同期の古賀勝大(和歌山・115期)が相手筆頭。直近5場所は1着時の決まり手がすべて逃げというデータが示す通り、身長163cmと小柄ながらも積極的に仕掛ける姿は、師匠(中野彰人)の負けん気の強さを継承している感じだ。今開催も同期の強敵が多いが、果敢に攻めて1月の西武園依頼、デビュー2度目のVを目指す。

 

 安定感で言えば三浦貴大(岐阜・115期)。逃げ、まくり、差しと展開に応じて使い分けるフレキシブルぶりを発揮し、今年は27走中1着13回、2着12回、3着0回、着外2回と2連対率は脅威の92.5%。地元地区代表として、同期に負けない走りを披露する。

古賀勝大20200519名古屋

古賀勝大