地元で発奮

渡辺 十夢

 
 地元の渡辺十夢は7月の福井記念で2勝を挙げる活躍。その後は1着から遠ざかり直近4カ月の勝率はゼロとなっている。
 
 だからといって調子は悪い訳では決してない。FⅠでは8月向日町、福井で連続して決勝に進出。10月GⅠ寛仁親王牌は2次予選で敗退したが2着1回、3着2回と車券に貢献している。さらに前回の京王閣記念では準決勝まで勝ち上がっているように、しぶとい走りは健在だ。
 
 黒沢征治が直前で欠場したことで直近4カ月の競走得点107・69は参加選手の中でトップとなっている。地元3割増し。気合満点の走りは見逃せない。