名古屋競輪ミッドナイトの「楽天・Kドリームス杯」は12月1日(火)~3日(木)に開催。A級1・2班戦5R、A級3班のチャレンジ戦4Rの7車立て9R制で行われる。
 

愛敬 博之

 
 地元・愛敬博之(愛知・94期)のVに期待。7月のA級降格後は、13場所すべて優出(うち優勝2回)と、安定感抜群。近況は決勝戦での凡走が目に付くが、地元3割増しのパワーを信じて本命視。
 
 松田治之(大阪・73期)、後藤彰仁(岐阜・92期)、三田村謙祐(大阪・96期)らも実力十分。
 
 松田は6月武雄の落車で3カ月の休養を余儀なくされたが、復帰後は17走中12回確定板に乗るなど、完全に本来の走りを取り戻している。ここは、同支部の後輩・三田村がいて、展開も有利に運べそうだ。
 
 その三田村は連対時の決まり手は逃げ83%と徹底的に主導権取りに闘志を燃やすタイプ。松田とタッグを組んで、まずは2人そろっての優出を目指す。
 
 後藤も侮れない。前々回の和歌山では準決4着で優出を逃したが、最近は大敗するケースが少なく車券には欠かせない存在。目標不在の場合でも、タテ脚を生かして前々に攻めていく。
 
 忘れてはいけないのが古賀勝大(和歌山・115期)。着実にパワーを付けて調子は上向いており、今回も3日間とも最終バックは譲らない心づもりで挑んでくるだろう。
 
 チャレンジ戦は長谷部龍一(岐阜・117期)、橋本優己(岐阜・117期)の岐阜コンビに小松原正登(福井・117期)を加えた同期トリオがし烈なV争いを演じる。