名古屋競輪ミッドナイトの「WIN TICKET杯」は1月18日(月)~20日(水)に開催。A級1・2班戦7R、ガールズケイリン2Rのオール7車立て9R制で行われる。
 

坂口 楓華

 

山本がシリーズをけん引

 
 シリーズをけん引するのは、前期S級で競走得点99点の山本巨樹(大阪・100期)。
 基本は追い込みタイプだが、前回の奈良初日のようにパワーまくりでねじ伏せるなど、このクラスでは脚力を生かして自力も出せ信頼度は高い。デビューの地・名古屋バンクで、2021年初VをGETする。
   
 その山本とタッグを組むのは、こちらも前期S級に在籍していた石口慶多(兵庫・103期)。
 前回の伊東FⅡナイターでは、決勝で仕掛けどころを失い4着となったが、初日、準決はバックを取る競走で連勝と力強いレースが魅力。今節も、最終バックを先頭で通過する自分の得意パターンに持ち込んで、決勝進出は間違いないだろう。
 

激戦必至のガールズ

 
 ガールズケイリンは、激戦必至。坂口楓華(さかぐち・ふうか/京都・112期)は20年12月大垣①①❸、高知①①❷と脚力は文句なしだが、前回の取手は⑦⑦③と全く見せ場を作れておらず、悪い流れを断ち切れているかが心配。
 
 地元戦に燃えているのがルーキーの永禮美瑠(ながれ・みる/愛知・118期)。10月和歌山での初優勝をきっかけに完全にレースの流れをつかんだ様子で、近況は車券に絡むことが多くなってきた。走り慣れた地元バンクで“流れ見極める”競走で2度目のVを目指す。
 
 1着は少ないが、2.3着が多い中嶋里美(なかじま・さとみ/愛知・110期)3連対率56.0%、高橋智香(たかはし・ちか/愛知・112期)同55.5%、那須萌美(なす・もえみ/宮崎・114期)同57.1%は、位置取り起用に立ち回り、連絡み十分。