主役の座は地元の荒井が譲らない。

 4月開設記念では二予7着で勝ち上がりに失敗。その分も今シリーズは負けられない。Vゲットへ自信の裏付けは直前の佐世保FⅠ。連日、軽快な動きで3連勝。抜群の仕上がりをアピールした。決まり手は逃げ、差し、捲り。初日特選は2車の先頭で赤板から出て押し切り、準決はライン3番手から直線鋭く強襲、決勝は目標が最終2角落車のハプニングにも慌てず自ら外を一気。力強くVゴールを駆け抜けた。確かな手応えを得て大事な4日間へ。

 動ける後輩ら九州の仲間がそろうが組み立ては状況次第。仮に自分が前での勝負となったとしても、今の調子なら期待度は高い。力と技の両面を生かして勝ちにいく。