A級1・2班戦展望①

 A級1、2班は競走得点トップの川口が悲願の初優勝へ向かって駆け抜ける。来期は初のS級昇級。逃げ、捲り、差し、さばきをこなすオールラウンダーで総合力は極めて高い。

 だが、決勝になるとあと一歩届かずのシーンばかり。求められるのはここ一番の勝負強さだけ。集中力を高めて会心の一発を放ちたい。

 川口と手を組むのは自力を温存する葛西雄太郎(42=愛媛)、調子を上げている下野義城(25=愛媛)。四国勢が若干リードする情勢だ。