福岡同門対決

4連覇見えた

児玉 碧衣

 絶対女王か五輪の星か。ガールズグランプリ3連覇中の児玉碧衣と東京五輪で世界のトップを相手に戦った小林優香。パワーでは出場7選手の中でも群を抜く同門姉妹弟子の2人。勝つのはどっち?直近の激突は8月平オールスターのガールズドリームレース。

 結果は児玉優勝で小林優2着。周回中6番手で児玉の後ろにいた小林優がホームから先に踏み込むと、1角から合わせるように児玉がスパート。外を一気に捲り切り、小林優はその後ろにスイッチしたが児玉が押し切ってVゴール。差せなかった小林優との着差は¾車身。この時は児玉が力勝負を制した。

五輪戦士の力

小林 優香

 だが、小林優は五輪を戦い終えた直後で、本業のガールズケイリンを走ったのは今年初。競技用ではない自転車に乗ったのも久々だった。準備が万全でない中で、多少なりとも不安があったことは確かだろう。その後、11月までに6場所を走って19戦17勝。グランプリの権利獲得へ最後の望みを懸けた競輪祭でのGPトライアルで見事にVゲット。本業での勘と調子が戻った今、テーマは児玉の4連覇阻止と15年以来、2度目のグランプリ制覇。自信の走りで女王返り咲きに挑む。

 いやいや、そうはさせじと4連覇に燃えるのが児玉。7月函館サマーナイトこそ1着なしで決勝にも乗れず急ブレーキも、それ以外は圧倒的な強さ。追加で走った直前の防府でも楽々完全V。連勝を34に伸ばし、初日には節目の400勝も達成。強い姉弟子相手に胸を借りる立場であることを強調するが、力関係は五分と五分。重圧なく走れるとすれば、その分だけ有利とも。1番人気は譲らないか。

機動力生かす

尾方 真生

 2人に加え、同門から初のグランプリ出場を決めたのが尾方真生。確かな機動力は児玉も実力を認め警戒を強めるほどのハイレベル。積極策でどこまで粘れるかに注目だ。

東京・石井が2度目V狙う

 同門3人の福岡勢に対し東京からも石井寛子、高木真備、小林莉子で3人。石井はデビューした13年から9年連続での出場。30代は1人だけだが強さは年齢に逆行。7月サマーナイトを含め今年のV数は24で年間最多、1着数も74でトップを記録。体力面よりセンスの良さが最大の強みか。それはレースでも。

 過去にグランプリを制したのは17年平塚。スタートからゴールまで全く無駄がなく神がかった動きで栄冠を勝ち取った。2度目の制覇へ今年はどんな走りを?楽しみで仕方がない。

 高木は競輪祭の後、グランプリ本番まで出走を控えて練習に専念。Vへの意欲は相当に強そう。万全に仕上げて勝ちにいく。

 6年ぶりの小林莉は前走松戸2日目に失格の憂き目。気持ちの切り替えが重要になる。

 残るは近畿から坂口楓華。競輪祭で落車も前走向日町では3連勝。尾方同様に初出場でも流れに乗ると怖い。

ガールズGP出走予定選手

※ツイッター募集二つ名決定

児玉 碧衣26 福 108 両方
【二つ名】名誉より賞金第一女王
小林 優香27 福 106 両方
【二つ名】全ては夢の通過点
石井 寛子35 東 104 両方
【二つ名】輪界の黒ギャル姐さん
小林 莉子28 東 102 両方
【二つ名】東京のイエローサブマリン
高木 真備27 東 106 両方
【二つ名】閃光一閃マキビーム
尾方 真生22 福 118 両方
【二つ名】火の国のフレッシュガール
坂口 楓華24 京 112 両方
【二つ名】はんなりガール