高松競輪の開設71周年記念「玉藻杯争覇戦(GⅢ)」は27日からスタート。S班はグランプリ覇者の古性優作を筆頭に松浦悠士、宿口陽一、佐藤慎太郎の実力派がズラリ。スピード強烈な北津留翼、中川誠一郎がS班を脅かす。激戦必至の4日間だ。


 松浦の高松記念3連覇に期待した。昨年は平原康多との壮絶なバトルを制してVと高松バンクとの相性は抜群。後手に回らない走りで好位を確保して迫力満点の捲りを打つ。勝ち上がりで四国勢との連係が見込めるのもプラスだ。

 古性が自力中心に位置にもこだわり実力を発揮だ。前回の和歌山記念は本来の動きではなかったが、修正してシャープな動きで他派を封じ切る。山田、村田で近畿ライン。

 佐藤が今年も記念決勝で2、3着と抜群の安定感を見せる。菅田に前を任せて屈指のさばきを見せる。宿口に心強いのは徹底先行型の真杉の存在だ。真杉と好連係を決めての抜け出しに注目。北津留、中川のスピードは健在。他派の動きをニラみ一気に捲るシーンは十分。鈴木、松谷の南関勢は自在に構える。地元勢は石原が先行で挑む。香川が巧みな運びで進出へ。