25日開幕!京都向日町競輪「日本名輪会カップ第4回荒木実賞・スポーツニッポン杯」
河村 地元で激走
昨年末の防府で落車の川村。その影響が心配されたが「絶不調だったが、少しずつ良くなっていると思う」と、地元戦には間に合ったか。直前の防府は準決で敗退したが、特選で捲り上げた脚は片りんがあった。まだまだ自力でも戦うが、目標があれば番手戦で運ぶ。今節は機動力を主体に戦う高久保との地元連係プレーで他派を迎え撃つ。昨年8月に優勝の当所実績もあり、シリーズをリードする。
小林泰は昨年12月に潰瘍性大腸炎で体調を崩したが、復帰後は一戦ごとに復調。1月豊橋GⅢで竹内雄作らに2勝を挙げた動きは力強かった。出脚はそれほどでもないが、二の脚で踏み込むパワーは屈指。群馬タッグを組む天田も前走・平の決め脚は復調の兆し。両者のワンツーで決着も。力を付ける小畑勝広も魅力。
南関勢も粒がそろった。 捲り、カマシのパンチ力は近藤隆が指折り。昨年は2VとFⅠ戦なら力を発揮するだけに首位争い。桐山は現在2班だが、底力は争覇級。捲りが勝ちパターンになるが、追い込み、カマシと精力的に動く。差し良い萩原が好位を占めて進出へ。気鋭・道場晃規も注。
北の桜井も競走得点は上位クラス。以前ほどは動かなくなったが、対敵に応じた総力戦で台頭を図る。
捲り先行に威力を持つ長尾の一発が怖いし、動き軽快な山口の好走にも注。
南 自在脚軸も接戦か
なお、ガールズは南円佳の自在脚が軸になるが好調・日野未来、好素材の吉川美穂、さらに安定感のある那須萌美も接戦。下条未悠の大駆けまで怖い。
高久保と東日本勢迎え撃つ
世界が注目する4年に一度のスポーツの祭典・北京冬季オリンピックで日本選手が各種目でスーパープレーを披露する大活躍で、多くのメダルを獲得した(素晴らしい!)。また、メダルは獲れなかったが、それぞれにこの大会に向けてライバル選手の2倍、3倍努力してきただろう代表選手達にはいろいろな人間ドラマもありすごく感動した(スポーツは良いですね!)。
さて、25日から始まる私の冠レース・日本名輪会カップ第4回荒木実賞(スポーツニッポン杯)が開催される。毎回趣向を凝らしてくれるポスター担当のスタッフによる、こん身のアイデアのポスターをお楽しみに!今回は長岡京の勝竜寺城で私が明智光秀のよろいを身に付け、橋の上でムコリン・ムッチーと戦う姿です。是非ご覧ください(誰だか?小さすぎて分からんと思うけど(笑い)。
先日の向日町競輪場で開催された「大阪・関西万博協賛競輪」では、おかげさまでファンの皆さんからたくさんの投票をいただき、大変好調な売り上げを記録しました。この紙面をお借りしまして施行者に成り代わりましてお礼申し上げます(笑い)。
引き続き荒木実賞もご支援のほどよろしくお願い申し上げます。その開催の主役選手は、競走得点上位で1月当所で好走した小林泰正に桜井正孝の東日本勢を迎え撃つは地元勢。川村晃司と高久保雄介の2人がファンの声援に応える熱い走りを魅せる(頼むで~)。そして、華やかなガールズが参戦して盛り上げてくれる。ご来場をお持ちしております。(荒木 実)