A級1・2班戦展望③

 ホームバンクの藤田剣次が好調だ。「練習に対する意識などを変えて」昨年末から成績が急上昇。1月の久留米では準決勝で大量落車に巻き込まれながら再乗して2着。万全とはいえない中で翌日を迎え、優勝したのは記憶に新しいだろう。いざとなれば捲りを打つ準備もできており、熟知走路で鋭脚を発揮する。

 古賀勝大広田敦士の機動力に、手堅い走りが魅力の布居寛幸、前期S級の二條祐也大竹慎吾四元慎也も軽視はできない。自力脚兼備の佐々木翔一も復調ムードだ。