121勢の優勝争いになってくる。1番手は梅崎隆介(32=長崎)。元医療機器メーカーのサラリーマンだ。トライアスロンをやっていた関係から、ワットバイクで数値を計ったところ、プロ並みの数字を叩きだし、脱サラで競輪選手に。
本デビューの地元戦では2④1。その後は小松島1②❷、奈良1①❹。徐々に実戦に慣れ、本来の実力を発揮した。持久力には課題を残すものの「捲りは得意です」と言うほど。今回はメンバー的に初Vを決めたい一戦だ。

 梅崎に続く存在は森本桂太郎(24=愛媛)。前回佐世保で1③❺。決勝は同期の坂田康季に屈したものの、積極的に攻めたい姿勢は評価できる。マークは前回も同乗した船曳義之(45=香川)。勝利した時のガッツポーズは今やファンの間でも有名だ。力強く右腕を上げるシーンがあるか。