関東勢と強力ライン形成

平原 康多

◇自力でも番手でも

 今年のダービー、オールスターを制した実力No.1の脇本雄太は不出場。激戦ムードが漂うが舞台は関東。主役として真っ先に浮かぶのは地区のエース・平原康多だ。昨年弥彦の親王牌で4年8カ月ぶりのGⅠ優勝。連覇に挑む今年も存在感は誰よりも大きい。S班9選手によって争われる初日の日競選理事長杯(5着までが準決権利)から吉田拓矢、宿口陽一と同地区3人で連係。絆の深いラインで結果を求める。特選(2着までが準決権利)にいる諸橋愛や真杉匠も強力な味方。一予からスタートする地区の後輩にも若手のほか力があって頼れる仲間は多い。もちろん自力で戦っても攻めの走りで勝利を目指すことに変わりはない。