【第80回 山口伊吹(長崎・116期)】
PM 5:30
時間があるから帰りはゆっくりバスでホテルに向かおう〜と思い時間を調べてバス停まで行きました。
そして来たバスに乗り、地元では使えないSuicaなんかをピッとしちゃって。
Suica使ってる自分に酔いしれてバスに揺られていると…
ん?18:20着なのに、その時間になっても全然着く気配がないうえに次にもその次の目的地名にも〚函館駅〛と記載されていないのです。
おかしい、おかしすぎる。
焦ってマップで現在位置を確認。函館駅ではなく函館空港の近くに居るではありませんか。
わかる人にはわかると思うのですが、真反対に行っていたのです。
そう、反対車線のバス停で待っていたんですね。
PM 6:20
パニックになった私は急いで降りてタクシーを拾うことに。
ですが大通りからひとつ入った道にタクシーが来ることは無く、大通りまで20分歩きそこでタクシーを待ちました。
すると、タクシーが!!夢にまで見たタクシーがこっちへ向かっている!!
バッ!!!!!!(手を挙げて今世紀最大のアピールをする私)
…スルー。
え?え、わたしお化け?透明?見えなかったのかな…
数分後、別のタクシー!
バッ!!!!!!(さっきは気づかれなかったのだと思い手を挙げるだけで無く手を振る私)
……スルー。
え。函館のタクシー運転手さん怖い、乗せてくれない。
お仕事したくないのかな…
と、今考えると本当に失礼なことを考えていました。(笑)
その後いくつものタクシーにスルーされた私はついに調べました。
「Hey Siri タクシー 夜 空車 見分け方」
そこで…空車のランプが着いていないと乗れないことを知りました。
タクシーに乗る機会がほとんど無いことを言い訳にできないくらい、函館の運転手さんたちに「あの子タクシーの見分け方知らないんだろうなあ」と思われたのだと思うと、23歳とは思えないほどの勢いで手を振ってしまった申し訳なさと1人恥ずかしい思いにかられました。
その後、近くのバス停から函館駅に向かうバスがある事を知り…
PM 8:00
無事ホテルへたどり着いたわけでござります。
絶対に美味しいものを食べて寝る!!と意気込んでいた私はどこへ…そんな気力もなくなりゆっくりと眠りについたのでありました。
レースに備えてゆっくり休めたということで…良しです!
地元へ帰ったら公共交通機関に乗る練習をしようと心に誓った10月17日の夜でした。
順調に見せかけて着いてからが試練だった私の函館までの旅いかがでしたか?
こんな感じで毎回、レース同様命をかけて競争場所へ向かっております。
またこんな風に少し変わったコラムをかけたら面白くなるかな〜と思うので次回もお楽しみにしていて下さい☺️
それでは、函館!寒いですがしっりと頑張ってきます💪🏻
応援よろしくお願いします🌸
来週はゆみちゃんです🤍
♡山口 伊吹(やまぐち・いぶき)1999年(平11)8月24日生まれ、長崎県出身の23歳。競輪学校順位は1位。19年7月12日デビュー。師匠は佐藤幸治(長崎・92期)。ホームバンクは佐世保。スポーツ歴は自転車競技、陸上。好きな食べ物は寿司、嫌いな食べ物は無し。1㍍61。血液型B型。