京都向日町競輪「西日本カップ オッズパーク杯(FⅠ)」は19日に開幕。パワーヒッターの真杉匠、吉田有希らを擁する栃茨勢が強力だが、迎え撃つ山田久徳―村上博幸の地元コンビが当地の牙城は守ると気迫の走りを見せる。柴崎淳ら他地区にも実力者がそろい見応えのある攻防を展開。

 ガールズは坂口楓華、日野未来の2強対決に注目だが、太田瑛美、又多風緑らも控え激戦の様相だ。

真杉匠が豪腕発揮で他派を粉砕

 今年の真杉は成長した1年だった。3月の名古屋でGⅢ初優勝を飾った勢いそのままに、GⅠ最高峰の5月の日本選手権競輪(いわき平)で2年連続でファイナル進出。その後も6月小松島でGⅢ2回目の制覇と、押しも押されぬトップクラスに上がってきた。栃茨ラインの吉田有とは11月の岸和田FⅠ戦の決勝で連係。番手戦からしっかり優勝した。豪快な走りだけでなく再度、栃茨タッグで主役を守る展開も十分だ。

 吉田有は先の競輪祭でGⅠの壁にぶち当たったが、潜在能力は高い。FⅠ戦で3連続完全Vを飾った前半戦の勢いを取り戻せば逃走劇も。年末のヤンググランプリに弾みを付けたい。栃茨ラインの司令塔・神山が好走の場面も注意。

燃える山田久―村上博の地元コンビ

 地元コンビを中心に推す向きもあろう。山田が今年GⅢ2Vと自在型としての地位を固めている。総力戦で他派を迎え撃つが、安定感なら歴戦の実力者・村上博だ。1月の大宮記念で落車(左鎖骨骨折)。度重なるケガの影響もあり約半年間の戦線離脱。7月に復帰してから3場所目の高松FⅠ戦で早くも優勝。軽快なさばきはもちろん、決め脚の威力も取り戻している。山田との連係プレイが決まれば両者で上位独占へ。復活を期す高久保雄介にも注目しよう。

 皿屋―柴崎の三重コンビが追加参戦。皿屋の豪快なカマシ、捲りが決まれば、呼応する柴崎が鋭い決め脚で踊り出るケースもある。バック本数一番の野口が不気味。前走の高松記念で見せた迫力なら波乱を呼べる。11月の富山でGⅢ初Vを飾った飯野の機動力や、決め脚鋭い菊地の北日本勢も警戒すべきだ。

坂口、日野の2強対決

 ガールズは地元・坂口が主役の走りだが、日野が定評のあるダッシュ力で首位争い。捲りに威力のある太田、自在・岡本二菜、又多らも怖い。


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