先日、友人の結婚式に参加した。会場は某夢の国。大人気のキャラクターや、それをモチーフにしたセッティングに大盛り上がり。友人の結婚はおめでたく、うれしい。最高の式だった。ただ、●ッキーより気になるのは、ワッキー。状態が芳しくなく、決勝は古性が前回り。これによって、劇的に予想が難解になった。でも、だからこそ当てたい。当ててみせよう。

 <12R>結論から、本命は古性、ワッキーは切る。展開は改めて自分のスタイルを貫こうとする新山が主導権を譲らない。松浦、古性、嘉永の飛び付きもなくはないが、新山と新田のダッシュに飛び付くのは至難の業。3番手・守沢のところに行っては返り討ちに合うなら、4番手確保が別線の狙いだろう。そこに古性がいる。全く隙のない男はこの位置を取り切る。6番手に松浦、後方に九州。新田は番手捲りを視野に車間を開けたタイミング、一瞬緩んだタイミング。そこを逃さない。痛烈一閃。捲り切って全日本選抜に続きビッグレース連勝だ。

 相手は先に言ったように脇本は切る。元々番手で前の踏み出しに合わせるのは得意ではない。今の状態、このメンバーですんなり古性に付き切れるとは思えない。守沢、新田に捌かれてしまうだろう。となると相手筆頭は北の新田、守沢、そして実力者・松浦に絞りたい。3着には今開催のラッキーボーイ的存在で、内を踏める福田を入れておきたい。3連単⑤―②⑦⑨―②⑥⑦⑨ 9点。

 もう一つガルコレも!<9R>狙うのは大田りゆ。シンプルに脚力だけを比較ですれば、サトミナが抜けている。次に太田だろう。展開を考えると今回、サトミナは逃げると思う。何故か、昨年の年末に仕掛けられず後方で落車。何も出し切れなかった。その分もと今回は行く。サトミナはそういうメンタリティー。だからこそ強く世界女王になれる。そこに、太田に逆転のチャンスがある。サトミナがわずかに失速したところを見逃さず、大外から飲み込む。太田アタマが厚めだが、押さえもかねて折り返し。3連単③=①―④⑤ 4点


 ◇渡辺 雄人(わたなべ・ゆうと)1995年(平7)6月10日生まれ、東京都出身の27歳。法大卒。18年4月入社、20年1月からレース部・競輪担当。昨年は中央競馬との二刀流に挑戦。今年から再び競輪1本に。愛犬の名前は「ジャン」。準決12Rは嘉永から狙ったが痛恨のヒモ抜けで58万円を取り損なった。


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