【第100回 山口伊吹(長崎・116期)】
その日の夜は厳重警備で寝るまで監視されて大変だったの。
愛されすぎるのも罪ねえ〜。
少し疲れちゃう。あっでもこの前、夜になってもみんなが帰ってこない日があったのね。
隣におばあちゃんが住んでるからご飯くれたり排泄物のお掃除はしてもらったんだけど…。
そういえばお父さんがお昼、「孫が生まれて会いに行くから今日は帰ってこないよ」って言ってたような。
だから1人でのんびり出来て幸せ〜と思ってたのに…やっぱりあれだけ毎日うるさい家族がいないと寂しいものね。
次の日みんなが帰ってきたら何だか私嬉しくなっちゃって家中バッタンバッタン走りまくりよ!
障子も何回も登っちゃってね。
その時初めてみんながいる毎日ってあたたかいなって、もう少しここにいてあげてもいいなと思ったの。
私は猫の家族がいないからこの家族を大切にしようと思うわ。
伊吹は日中の私のことが心配らしくて、携帯から接続して餌をあげたりカメラで私の様子を見れるものを買おうかなんて言ってたけど、どうするんでしょうね。
私も数回に分けてご飯を貰えるのは嬉しいから前向きに考えて欲しいわ☺️
お話したら少し疲れちゃった。
今回はここまでね、続きはまた来月にお話出来るようにしておくからまた読んでね😸