立川競輪FⅠ(S級シリーズ)は、4月5日から7日まで3日間にわたって開催される。

 好メンバーがそろったが、その中で主役を務めるのは強力先行の真杉匠だ。初登場となる立川で積極策。押し切って今年4回目のVなるか。松井宏佑もパワーは真杉と双璧。鋭いダッシュとスピードで好勝負。ほかにもグレードレースで活躍する顔ぶれがそろって連日、迫力満点のバトルが繰り広げられそうだ。(電投番号「28#」)


S級見どころ

言わずと知れた強力先行

真杉 匠

〇後ろに同県岡田

 関東の選手ながら、意外にも今回が初めての立川出場となる真杉匠。昨年8月FⅠにも斡旋されたが、その時は病気欠場している。400走路でも直線の長い当地をどう攻略するか。先行を基本に戦う真杉だけに、その辺りがどう影響するかが気になるところ。ただ、ステージはグレードレースではなくFⅠ。どうあっても主役の期待は大きい。GⅠクラスでも通用する強さを積極的な走りで披露する。

 3月に出走がなかったのは斡旋が止まったため。1カ月空いてレース勘がどうか少し気になるが練習は十分に積んでいるはず。その分、信頼度は高い。自身が勝つことに加え、意識するのは同県でのワンツーか。

 初日は特選にシードされる真杉と違って予選スタートとなりそうだが栃木同士で一緒に練習もする岡田泰地がいる。真杉は決勝での同県先輩との連係を願っているはず。岡田も、その思いは同じ。何としてもファイナルに進んで後輩とラインを組みたい。初日から気迫の走りを見せるだろう。

 強烈なダッシュとスピードを武器に真杉とパワー勝負を演じるのが松井宏佑だ。1月当地記念では4日間とも確定板入り。南関が5車そろって結束した決勝は先頭で主導権を握って3着。神奈川同士でガードの固い内藤秀久が後ろなら思い切り仕掛けていける。同県での決着へ積極果敢な走りに徹する。

 取鳥雄吾岩津裕介で連係する岡山勢も同県で心の通い合った走りを見せそう。2人は前走地元GⅢ玉野記念の一予でも連係。取鳥は3着も岩津が9着で2日目以降を欠場。その悔しさを晴らすためにも、ここでは結果が欲しい。

 九州の小川勇介は前々勝負。作戦は初日からの流れやメンバー構成次第と言えそうだが理想は福岡同士で同じ小倉をホームとする林大悟との連係。決勝で実現すれば戦いやすくなる。目標不在となった場合でも好位キープから伸びると怖い。

A級見どころ

〇後藤が中心

 近況の成績でややリードするのは後藤悠だ。直近5場所で2Vと決勝2着が1回。基本は先行勝負。果敢に仕掛けて粘り切るか。北日本同支部の栗林巧が後ろでガード。後藤が早めの仕掛けなら差し切って逆転も。

 関東は立川がホームの水森湧太に追い込みで安定している坂本将太郎。水森は2場所前の3月前橋で今年初V。地元バンクでも自力で前々に攻めて結果を求める。坂本がしっかり続いて直線勝負。両者でのワンツーも十分。

 南関の小野裕次は追い込み基本だが目標がなければ動く組み立ても。好位から踏むと浮上。遠征勢では中国2人。先行タイプではないが動ける村上竜馬山崎泰己が主力。どちらも一発の魅力があり流れに乗って出ると怖い。


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