今節の斡旋を見れば、九州勢の布陣が充実している。自力型が鶴、立部に、上昇中の一丸尚吾(31=大分121期)と谷口力也(25=熊本119期)。追い込み勢が3月末、松山優勝の西田将士(39=長崎105期)、地元の高比良豪(43=福岡84期)。決勝まで何人、勝ち上がってくるかがポイントか。その中で主軸は地元の鶴だ。近況、踏み出した時のスピードの良さが目立ち、成績がきっちりまとまってきた。思い切りの良さはもちろん、番手戦も、こなせる。今節は基本自力での戦いになるが、番組上、マーク戦に回ってくることも十分。ハコですんなりなら前回小倉同様にV機だ。

 先頭を走る立部は近況、かなり力を付けてきた印象があり、今期はS級点をきっちり確保するはず。ただ直前の別府で❷①落。決勝で落車したので、ケガの具合が気になるが、きっちり回復していれば相性いい小倉なので、V圏内に加わってくるはず。

 若手の一丸、谷口もツボにハマった時のカマシ、捲りに魅力十分。まだ伸び盛りだけに今節の気配には注目してほしい。

 追い込み陣では西田の切れ味が第一か。年頭は「体調が整わず、きつかったですね」と話していたが、近況の脚勢を見れば、かなり復調している。直前Vと勢いも出てきた。今シリーズは目標に事欠かないだけに、気合も入っているはず。

 地元の高比良も本来タテ脚があるので、スピードさえもらえば、きっちり決勝まで進んでくる。

 九州勢のライバルは山本だ。「前が頑張ってくれるおかげ」といつも謙遜しているが、自ら先頭で戦う時も、切れのいい捲りを放つ。今回は総力戦で戦う感じだが、縦横無尽の戦いは見逃せない。山本マークは同県の守谷陽介(42=岡山87期)。まだピリッとしないが、もともとは自力で戦っていた選手だけに、きっちり追走できれば、確定板にはもってくる。

 中近勢は追い込み型が主軸で自力型が少し手薄な印象がある。そのなかでは追い込みの笹倉慎也(37=富山91期)が1番手。2月奈良で❸③❶で優勝。ただ直前の四日市で❶失(1位入線)欠。痛恨の失格だが、決め脚の良さは、このメンバーに入っても通用するものがあり、あとは前の自力型次第か。今年に入り、徐々に上向いいる溝口葵(30=三重117期)が勝ち上がってくれば笹倉にも出番がくる。


ガールズケイリン

スポニチロゴ