●A級1・2班戦展望


 先行パワーある下井竜(三重・117期)は今期S級から下がって7場所を走り1V、決勝2着2回、3着1回。積極的な走りで安定した成績を残している。迷わずに出て今年2回目のVを決めるか。

 連係する仲間は同県で自力型同士となる先輩の広田敦士(三重・107期)や、地元の追い込み型で力のある小川将人(愛知・75期)。広田は予選スタートとなりそうだがパワーは特選組に匹敵。直近3場所に続いて、ここも決勝へ。前走函館では空いていた関東の先行型の番手を回っており、下井と同乗なら前を任せての勝負だろう。位置を守り、差し切ってのVなるか。小川もゴール前で鋭く伸びれば突き抜けまで。ホームバンクで気合の走りを見せる。

 近畿は確かな機動力を備える中野雄喜(京都・111期)と差し脚鋭い坂本匡洋(大阪・91期)がタッグ。中野が先制を決めると浮上。両者でのワンツーも。

 北日本の佐々木吉徳(秋田・100期)も直近5場所で2Vと勢いがある。スピードを生かして出ると怖い。佐々木に前を託す荒沢貴史(北海道・85期)も佐々木に乗って伸びるとV争いへ。

 関東は追い込み型の矢島一弥(群馬・92期)が成績安定。位置と流れ次第で浮上がありそうだ。


ガールズ戦展望

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