●A級1・2班戦展望


 森川康輔(岐阜・111期)と吉川希望(石川・111期)は、共に3月以降に優勝2回。どちらも確かな機動力を備えるが111期同士、前後で力を合わせるか。好機に仕掛けてワンツーへ。森川、吉川の仕掛けに乗る地元2人も同期。追い込みで力のある吉田健市(愛知・87期)と鈴木伸之(愛知・87期)。吉田はホームバンクの名古屋で気合の走り。鈴木も好位を回れば鋭く伸びてきそう。

 関東勢も強力。121期ルーキーチャンピオンの安彦統賀(埼玉・121期)に、タテ脚のある城幸弘(山梨・96期)、上原龍(長野・95期)の甲信コンビが続く。城と上原は自力でも強いが、安彦と一緒なら前を任せるはず。番手回りは城か。果敢に出て粘る安彦をすんなり追走できれば展開有利。ゴール前での抜け出しが決まる。

 南関のV候補は奥原亨(神奈川・103期)。追い込みに転向して成績を上げ、前期は初めてS級に。来期の復帰も決まっている。地区の目標が手薄で楽な戦いは望めそうにないが、前々強気に攻めて活路を切り開くか。

 近畿は谷口友真(大阪・109期)と玉手翔(兵庫・91期)が主力。前で仕掛けるのは機動力ある谷口。流れに乗って出れば好勝負。玉手も谷口の動き次第で上位食い込みがある。


チャレンジ戦展望

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