「第74回高松宮記念杯競輪」展望【西】
◇地元GⅠ 古性 連覇譲らん
古性=写真=が連覇へ譲れない走り。直前の全プロ記念SPR賞では脇本との別線を選択して先捲りからの勝利。地元GⅠへ向け最高の状態で臨む。屈指のタテ脚に抜群のレースセンスと№力で地元ファンの期待に応える。脇本が規格外の脚力を誇示。中四国が結束しても一気にとらえ切る。稲川が脇本、古性に続き近畿で上位独占を狙う。
犬伏が先行勝負に徹していく。マークするのは松浦に清水。オールラウンダーな走りができる両者なので捲ってくる脇本を止めることができれば波乱に。近畿ラインにとって怖い存在だ。
ダービー王の山口、直前の大垣記念を制した浅井で中部勢の出番も十分。ただ山口は大垣記念の準決勝で落車した影響が気になる。浅井がシャープな立ち回りから浮上する。九州の嘉永は強力な自力に加えレースの組み立ては確か。乱戦での一撃に注目だ。
「第1回パールカップ」展望