A級1、2班の精鋭を迎えた「モーニング7」が7日から9日までの3日間開催される。期変わりということで級班の入れ替えがあり混戦シリーズと言えるが、V争いはS級実績豊富なベテラン大木雅也(47=静岡)がリードする。マーク力は確か。南関勢と息の合った連係でラストは鋭い決め脚を発揮する。


 参加選手全員が新期初戦。おまけに級班の入れ替えがあり、主力の動きはつかみづらい。本命不在の混戦相場と言っていいだろう。そんな中、V争いの中心に推すのは大木雅也だ。前期までS級に在籍。83期の47歳、さすがにS級戦では苦戦を強いられたが、マーク力、差し脚は健在。別府バンクは20年12月のGⅢ以来、2年6カ月ぶりの参戦となるが、堅実な走りで決勝へとコマを進めることだろう。

 大木のパートナーは仁藤秀(24=静岡)となる。その仁藤は今年のA級戦で12場所を消化し8場所優出、うち3Vを飾るなど好調をキープ。直前の西武園決勝では元静岡で気心知れた渡辺豪大(34=福岡)に飛び付き、返す刀で差し切る頭脳プレーを見せた。西武園の優勝で弾みを付けた仁藤が持ち前のスピード戦で存在をアピール。大木との静岡ワンツーが可能だ。さらに前期S級の大西健士(42=神奈川)が追加あっ旋されたことで南関ラインに厚みができる。

 S級での実績と言えば吉永好宏(48=広島)も負けていない。今期、無念の降格となったが、直近4カ月の競走得点99・93は最上位。マーカーとしての技術、熟練したハンドルさばきはV筆頭格に推す大木ともヒケを取らない。積極的な山崎駿哉(26=岡山)の攻めを足場に吉永が急浮上果たすシーンも思い浮かぶ。

 四国は今村麟太郎(27=高知)と宇根秀俊(46=愛媛)が好勝負に持ち込む。特に今村はA級戦だったとはいえ、昨年6月に優勝を飾るなど当地は好相性だ。ケレン味のない和泉尚吾(26=愛媛)とセット配分なのは頼もしい。和泉―今村―宇根と四国勢が折り合った場合、強力なライン構成になる。

 九州は阿部兼士(39=福岡)が代表格。前期のS級では目立つことはなかったが、当地は練習で何度も汗を流した、いわば地元同然のバンクだ。連係する田村大(25=宮崎)が先行主体の組み立てで92・00まで得点を押し上げるなど本格したのは阿部にとっても有利な材料。田村―阿部、さらに阿部と同郷の西田大志(32=福岡)が3番手を固める九州勢の布陣になると互角以上の戦いに持ち込める。


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