GⅢ「第6回大阪・関西万博協賛in和歌山」は8月10日から13日まで4日間にわたって開催される。

 GⅠオールスター競輪(西武園)の直前でS班ほかトップ選手の多くが不在。激戦模様だが、近況の流れの良さと勢いを買って飯野祐太を本命視。直近のFⅠで2連続V。いいムードのまま、ここでも存在感を示すか。飛び抜けた存在がなくV争いは混とん。誰が勝っても不思議はないだけに、し烈な戦いが繰り広げられそうだ。(電投番号「55#」)


GⅢ見どころ

〇飯野 Vチャンス‼

 今年に入って飯野祐太が上昇ムードだ。7月青森FⅠで今年初Vを決めると、GⅡサマーナイトFを挟み、前走8月の地元戦、いわき平FⅠでもVをゲットした。自力勝負だった青森決勝は強力先行の北井佑季を後方に置き中団3番手を確保。逃げた鈴木玄人の番手からバックで出た長島大介を追う形からゴールの前で追い込んでの勝利。地元のいわき平では深谷知広と連係。赤板から2周突っ張って逃げた深谷の番手回りから絶好の展開をものにした。GⅢでは昨年11月、富山での施設整備等協賛競輪で初V。直近2回のFⅠで得た自信を力に、ここでも活躍へ期待が膨らむ。

 組み立ては状況次第。自力で戦うか、北日本の後輩で力を付けている坂本紘規や同県の酒井雄多が勝ち上がれば前を任せることも。どうあれ近況の勢いなら好走は間違いない。追い込み型として定着した新山将史が飯野を後ろでガードする。飯野と同じく直近前走のFⅠでVと上り調子。直線勝負で鋭さを発揮。ゴールまで突き抜けて連続Vも。

 近畿の主力は動ける小森貴大岡崎智哉。小森は6月向日町GⅢで落車負傷から実戦復帰して4場所目だが地元戦の前々走福井記念、前走岸和田FⅠでは復調を感じさせる動き。実力発揮ならチャンスは十分とみていい。岡崎も6月函館での落車から復帰して3場所目だが、前2場所の気配は悪くない。小森と一緒なら前を任せての勝負。番手回りから切れ味を見せる。

 四国の若手でパワーのある石原颯も怖い一人。直近2場所のFⅠは優勝こそ逃したが予選、準決を連勝。スピードを生かして出ると一気に浮上する。番手は香川同士で点数を持っている原誠宏が有力。しっかり食らいつき同県ワンツーを狙う。

 関東で展開有利は同県の好目標ある小林泰正。先行パワーがアップしている蕗沢鴻太郎との連係が考えられる。積極的に出る後輩の番手を回れれば勝機は十分。自身も上り調子で、自力で戦っても好勝負必至。もう1人、関東では6月向日町GⅢで決勝3着に入った黒沢征治も確かな機動力を備える。流れに乗って出ると台頭も。

 中部のV候補は川口聖二。FⅠでは成績が安定。確かな機動力を武器に浮上も。シリーズ得点最上位の中村圭志は目標次第だが好位を回れば鋭く伸びてきそう。南関で注目は佐々木真也。落車の影響は気になるが今年のGⅢで2回決勝へ。自力基本の自在場で見せ場を作る。


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