競輪祭女子王座戦展望
昨年までトパーズ、アメジストに分かれてGP出場権利を争っていたが、今年からGⅠが新設されたためトーナメント方式による勝ち上がりに一新された。優勝者には年末の立川GP切符が与えられる。あとは賞金ランキング上位がGPの出場権を得る。
◇白熱ツートップ対対決
新設されたGⅠはパールカップ(岸和田)を児玉碧衣、オールガールズクラシック(松戸)を佐藤水菜が制しGP切符を手にしている。第1回女子王座戦も児玉、佐藤によるツートップ対決の様相だが、ガールズケイリンフェスティバル(函館)で児玉に土を付けるなど大舞台に強い久米詩は賞金ランキングでもトップ。位置取り柔軟に久米がV争いに割って入る。
久米詩
◇久米がV争いに
佐藤と同じナショナルチームに所属する太田りゆ、梅川風子は賞金ボーダー外。GP出場するためには優勝しかない。世界を舞台に戦った脚力はダテではなくともに一発逆転をもくろむ。賞金ランキング上位の尾方真生、吉川美穂、石井寛子らも気が抜けない戦いとなる。躍進中の坂口楓華、健在小林莉子、ティアラカップ(松戸)を制した山原さくら、復活目指す柳原真緒ら上位陣の走りから目が離せない。
児玉碧衣