川崎市制100周年、開設74周年記念川崎競輪「桜花賞・海老澤清杯」は、18日から21日まで4日間にわたって開催される。昨年10月リニューアルオープンから初、22年4月以来1年9カ月ぶりとなるGⅢ。豪華な顔ぶれがそろうが中心は神奈川のエースで川崎をホームとする地元の郡司浩平。当地記念5回目のVへ。大事な舞台で主役の座は譲れない。S級S班からは昨年グランプリ覇者の松浦悠士をはじめ深谷知広、清水裕友、佐藤慎太郎の4選手。そのほか好メンバーが出場して白熱のバトルを繰り広げる。(電投番号「34#」)


 昨年は5年連続でのグランプリ出場とS班の座を逃した郡司浩平。記念で4VもGⅠ、GⅡでは納得のいく成績を残せず、ビッグでの決勝進出は6月高松宮記念杯の1回のみ。赤いレーサーパンツは脱ぐことになったが、それでもスター選手としての輝きは変わらない。今年初戦の岸和田では4年9カ月ぶりに走ったFⅠで貫禄の完全V。3日間とも自力勝負で断然人気に応えた。当地での記念初Vは17年。19年に2回目。20年は記念ではなく当地で21年2月に開催のGⅠ全日本選抜を制覇。その後2回の記念でもVを続け、19年から3連覇中(22年は松浦悠士と同着)。ここで4連覇と5回目のVに挑む。強力な味方は同県強力先行の北井佑季や6年ぶりにS班返り咲きのハイパワー深谷知広ら南関の仲間。ラインの軸として結果を出すことに集中する。

 地元の追い込み型で上昇ムードは松谷秀幸。12月にFⅠで2V。郡司同様にホームでのGⅢに気合。22年は一予、二予と連勝。準決は最終ホーム6番手から仕掛けた郡司に続きワンツー。だが決勝では2コーナー8番手捲りの郡司を追走しきれず8着。今年こそはしっかり食らいつき逆転に懸ける。

 深谷はグランプリで2着。単騎で捲り最後に松浦に差されたが自力を出しての惜敗。力強さが際立った。川崎では12年記念、17年ナイターGⅢでV歴。地元勢や同県の渡辺雄太と絆の連係。南関唯一のS班戦士として地区を引っ張る。

 中国S班同士での強力ラインは松浦と清水裕友。松浦はグランプリ優勝の後に体調を崩し大宮記念を欠場。ここが今年初戦。郡司と同じく連覇を懸けての勝負。信頼を寄せる清水と力を合わせて1着を目指す。清水は松浦が欠場した大宮記念でV。5車で二段駆けに出た地元ラインを自力で撃破。勢いに乗り今年2戦目へ。松浦との前後はどうか。いずれにしても好連係から記念連続Vゲットに燃える。

 北のS班・佐藤慎太郎は追加出場。前走和歌山記念から中2日で、次走いわき平記念までも中2日。日程はタイトになったが戦える自信があるからこそ。頼れる目標は同県の渡辺一成。直近4回の連係で1着3回、2着1回。決勝でのタッグなるか。うまく流れを呼び込みたい。

 稲川翔と諸橋愛は当地記念で1回ずつV歴。位置と流れ次第でV争いへ。諸橋は上越同士の佐々木悠葵と連係できればチャンスが膨らむ。


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