ガールズ戦展望

 V候補・筆頭は久米詩(24=静岡116期)。昨年コレクション、フェスティバルを制し、一気に飛躍した。まだ今年の優勝回数はもの足りない状況だが、そろそろエンジンをかけてくるはず。迫力ある先行、捲りは、このメンバーに入れば断トツ。問答無用の完全Vを狙う。

 2番手以降が混戦。伸びゆく可能性を秘めて居るのが竹野百香(21=三重124期)通算6V。1月四日市でガールズ上位クラスの柳原真緒、野口愉実可を制し、優勝。これは値打ちがある。どこまで久米詩に力で通じるか試すシリーズか。

 今年、まだ優勝がないが吉岡詩織(29=広島116期)も見逃せない存在だ。体調を崩してからパンとしないが、今、男子の選手と長距離を乗るようになり、立て直しているところ。何でもやる選手なので、本調子に戻ればV争いの一角に加わってくる。

 畠山ひすい(21=北海道122期)は近況、逃げ一本じゃなく器用な面も見せている。前回立川では久米詩の先行に飛びつき、抜け出したが小林莉子に差されて準V。

 それでも値打ちのある決勝2着だ。こういう攻め幅あるレースが出来るようになれば、前々に攻める姿勢が生きて、崩れてこない。今節の注目選手は、ひすい!

 昨年11月当所でV歴がある岩崎ゆみこ(28=茨城116期)は近況、少し波がある。良かったり、悪かったりが激しい。直前の岐阜が5途中欠。体調がどこまで戻っているかにかかっている。1走目の気配次第か。


A級戦展望

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