松山競輪の第67回ジャパンカップ×HPCJC「スポーツニッポン杯争奪戦(FⅠ)」は4月17日に開幕。

 先行力屈指の町田太我がシリーズを引っ張っていく。全国から実力派が参戦し激戦必至の3日間だ。

 ガールズは児玉碧衣が主役に。


先行予想

町田 豪快無双の先行

 パワー上位の町田が調子を上げてきた。武雄GⅢ、前回の佐世保FⅠでも着順以上の迫力だった。持ち味は長い距離を踏み切る先行で、グングン加速していく走りはS級トップクラスにもひけを取らない。一度、ペースに入れると他地区の自力型が捲るのは至難で、豪快に押し切りを決める。

 同県の池田良がマークを守り広島ワンツーを目指す。

 地元の渡部哲男は落車のケガからの復帰戦。初日の動きに注目だ。

 佐々木龍が調子を上げている。厳しく好位を狙う立ち回りから、最後の差し脚も確かだ。メンバー構成によっては町田後位を狙うレースは十分。

 岡村潤の追い込みの威力は健在。山賀雅仁が自在に動いて突破だ。実力者がそろう南関勢の上位進出は必至。
 
 北日本の坂本貴史が自力の組み立てで一撃狙う。

 松岡貴久の動きもいい。九州の自力型との連係を軸に不在の時は脚をためての強襲がある。

 近畿の松岡健介は目標選択に悩みそうだがムードは上昇。乱戦での追い込みは見逃せない。

 関東の朝倉佳弘のマーク戦も堅実。

 林慶次郎、菊池岳仁、橋本瑠偉が果敢に先手を握り粘り込む。嶋田誠也もマーク戦での走りに力を付けている。


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