ガールズケイリンは小林優香が底力を見せつける。先の地元GⅠクラシックは勝ち上がりに失敗。仙骨、肋骨の骨折など落車の影響で本来の威力は半減しているが、前回の松山ミッドナイト決勝は外並走から直線外を力強く追い込んで完全Vを飾るなど復調ムード。得意の捲りで通算94回目のVに照準を絞る。

 捲りの小林に対し太田美穂(27=三重)が先行勝負を挑む。BS回数20など、このところの積極性は目を見張るものがある。太田もGⅠクラシックは準決で無念の涙を飲んでいるが、一般戦では決勝常連の安定感を誇る。小林の捲りを受け止めることができれば押し切り可能だ。

 鈴木奈央(27=静岡)、杉浦菜留(23=愛知)も好調をキープ。V争いに割って入る。戸田瑞姫(21=茨城)が好配当を演出する。3月当地の初日予選1では児玉碧衣の逃げを差し切り4万円オーバーの3連単配当を呼び込んだ。自力の決まり手は少ないが、柔軟な位置取りから差し脚を伸ばすシーンが思い浮かぶ。


 チャレンジ戦 

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