高知競輪の「2024年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪」は、5月25日から2日間の日程で開催される。全国からトップレーサーが集結。初日優秀3個レースから9選手が、2日目「スーパープロピストレーサー賞」に進みVを争う。


先行予想

展開は絶好!!郡司V候補筆頭

 本紙本命は郡司浩平。2月の全日本選抜競輪Vでグランプリ出場を決めている。自力で戦っても強力だが、南関ラインで北井佑季、深谷知広の屈指の先行力を誇る選手をマークできるのは何よりのアドバンテージ。深谷も好調だが、北井は500バンクでも他派を封じて逃げ切るパワーを持つ。南関勢が有利にレースを組み立てる。

 脇本雄太はダービーを欠場からの復帰戦。万全ならもちろんV候補筆頭だが、どこまで状態は戻っているか。初日の走りに注目が集まる。稲川翔、三谷竜生が脇本マークを守り進出へ。

 清水裕友、松浦悠士の中国勢も総合力では負けていない。とくに清水の安定感は抜群。対して松浦は前回欠場。調子を上げて本来のシャープな走りに期待だ。

 平原康多はダービーVで復活ののろし。真杉匠との関東連係で浮上をはかる。真杉が好機にスパートを決めて強力他地区の自力型を封じるシーンも。新山響平も持ち味の先行力を発揮する。佐藤慎太郎が屈指のさばきで進出だ。

 メンバー表には載せられなかったが山口拳矢が復調ムード。浅井康太が鋭く伸びて激戦を制するか。地元四国地区からは犬伏湧也がパワー全開。九州の嘉永泰斗は気配を上げて挑む。


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