Ｓ級先行予想
松井宏佑
松井 機動力ピカイチ
森田優弥はまだ今年１Ｖながら、ここへ来て安定感が増してきている。前回の久留米記念決勝は単騎戦だったが捲って２着。先行、捲りに加え、横の動きもできる自在性はトップクラスと遜色なし。恩田淳平は２場所前の前橋記念初日に森田と連係している。森田が捲って１着だったが恩田は４着入線だったが斜行で失格となっている。今回はきっちりと追走していきたい。
松井宏佑は直前の小田原ＦⅠで逃げ切りＶ。ＦⅠに限れば２連続優勝中と機動力は引けを取らない。バック回数18本が示すように、勝負どころで一気に仕掛けていけば、押し切っているシーンは十分可能だ。１班に南関の追い込みが不在。誰が松井の番手に名乗りを上げることになるか。
藤井侑吾は１月名古屋ＦⅠで森田を倒してＳ級初Ｖ。５月富山で今年２Ｖとグングン成長している。久留米記念は二次予選で敗退したが動きは悪くなかった。カマシ、捲りの威力は魅力いっぱい。岡本総は豊橋がホームバンク。２月ＦⅠは予選敗退だっただけに今回はリベンジしたい気持ちが強い。前回も連係した藤井の存在は心強く、巧みなコース取りで突っ込む。村田祐樹は今年Ｓ級に昇級してからも積極的な走りが目立つ。勝ち上がってくると藤井が番手を回るケースはありそう。
渡辺一成は４月こそ低迷していたが２場所前の伊東ＦⅠが❶②❷着、前回の小田原ＦⅠを連勝で勝ち上がったように、ここへきて立て直してきた。ここぞの一発は軽視できない。
片岡迪之は５月武雄、前回の高松とＦⅠは連続で決勝に進出とリズムは上向いている。先行、捲り、差しと戦法は幅広い。佐々木則幸との中四国タッグが波乱呼ぶか。
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