GⅢみどころ① 地元・神奈川強力ライン
地元神奈川勢が強力連係で上位独占へ。今年のGⅠを制した郡司浩平と北井佑季、直前GⅠの平塚オールスターで郡司とともに決勝に進んだ松井宏佑、6月岸和田高松宮記念杯決勝で北井とワンツーの和田真久留と有力なV候補が4人。結束となればラインの厚みは、この上ない。
どう並ぶかは流動的だが主役を担うべき立場として期待が大きいのは当地記念で過去4V、昨年に続き連覇を狙う郡司だ。完全Vを決めた7月川崎FⅠから平塚オールスター、今シリーズと地元3連戦。平塚では決勝に進むも6着。その悔しさをここで晴らせるか。ラインの中で役割を果たしつつ結果を求める。
松井宏佑 北井佑季
郡司と同様、松井もオールスター決勝では捲り届かずの4着で悔しい思いをした。小田原記念は21年にV歴。当地GⅢでは3年ぶりとなる美酒へ気持ちを切り替えて挑む。
北井は昨年10月、施設整備等協賛GⅢ以来の当地参戦で、その時は決勝6着。その前の8月記念では準決7着で決勝に進めなかった。GⅠ覇者となって臨む今年はしっかりと持ち味を生かして存在感を示す。