岡部陸斗が軸。本格デビュー後からここまで6場所を戦い、まだ一度も決勝を逃したことがなく、7月は大宮と小田原で2場所連続完全V。直前の9月青森決勝では同期4人を相手に今期3度目の優勝を飾った。その前の9月松阪では3日間最終バックを取る走りで準V。近況の最終バック数は15本、逃げの決まり手は12本と積極的な走りが光っている。久留米でも早めに仕掛けて持ち味を発揮し、2場所連続Vを狙う。

 岡部の最大のライバルとなりそうなのが山下祐輔だ。まだ優勝はないが、初日、2日目には1着を量産しており、ここ2場所連続で決勝2着と流れは悪くない。松本定は盲腸手術の影響で前走の9月別府の走りはいまひとつだったが、それまでは3場所連続決勝2着と優勝を争う力は十分。125期では捲り強力な小田恭介(24=青森)、徹底先行型の寺師幸成(33=宮崎)も軽視は禁物だ。

 〝打倒125期〟の1番手になりそうなのが野上竜太。直前の高松で完全V。2日目、決勝戦では125期のルーキーを破って結果を出した。近況の最終バック数は23本、逃げの決まり手は15本の徹底先行型。ここでも若い力に真っ向勝負を挑むに違いない。葛西雄太郎もルーキーを相手に好勝負を続けており、活躍が期待できる。松本一志はここまで7場所連続で決勝に進出しており、安定感は抜群だ。渡辺聖も展開次第ではV争いに食い込んできそうだ。


A級1・2班戦

スポニチロゴ