本デビュー後2度のV、2度の準Vがある船山真生が久留米初参戦。2カ月ぶりのミッドナイト出走になるがこれまでの2度は小倉で優勝し、玉野で準優勝している。特に問題はないだろう。自慢のスピードを生かした積極的な攻めで3度目のVを目指す。

 同じく125期の川越宏臣がデビュー初優勝を狙う。前回の西武園は初日5着でまさかの予選敗退となったが、これまで準優勝が2回、決勝3着が2回。あともう一歩のところまで来ている。九州地区を走るのはこれが初めて。走り幅跳びで培ったバネを武器に初の久留米バンクでも躍動する。

 ホームバンクの楠本政明は7月の弥彦で悲願のデビュー初V。1着数も飛躍的に増えた。ホームバンクではこれまで2開催とも予選で敗れている。まずは予選を突破して、地元初の決勝進出を決めたい。同じくホームバンクの徳吉正治(41=福岡)、小倉がホームの片山直人(43=福岡)も奮闘は必至だ。

 8月のいわき平、前場所の和歌山で優勝した田村純一(37=福島)や、来期は2班が決まっているベテランの浜口健二(57=高知)、直近3場所で2優出の伊藤翼(38=神奈川)に合地登汰(26=岡山)も侮れない。125期の山本天平(27=千葉)、与古田龍門(23=沖縄)の走りにも注目したい。


A級1・2班戦

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