4日制GⅢの第11回施設整備等協賛競輪 in 松阪「The Leonids Cup」は、11月14日から17日まで松阪競輪場で開催される。
GⅠ小倉競輪祭の直前でS級S班ほか上位選手が不在。実力互角でV争いは大接戦の様相も本命期待は地元ホームバンクでのGⅢに燃える自力型の皿屋豊。当地S級での初Vなるか。
中部の若手先行型で勢いのある村田祐樹との連係が可能なら悲願達成のチャンスだ。同じく松阪がホームの西村光太もV獲りに気合。皿屋との同県連係から切れ味発揮へ。
そのほか北日本から九州まで各地区から好メンバーがそろって激突する。(電投番号「47#」)
GⅢ見どころ
皿屋 地元で躍動
皿屋豊が松阪を走るのは今年3回目。4月FⅠでは準決1着で決勝に上がったが4着。10月FⅠは初日、最終日と2勝を挙げたが準決6着でファイナルに進むことはできなかった。
ここでは納得のいく成績を。狙うはホームの当地では初となるS級での優勝。初日一予からでもファイナル進出は最低ノルマ。地の利も生かせる特別な舞台で波に乗るか。
基本は自力で持ち味を生かすが、ここでは10月富山FⅠで逃げ切りS級初Vを決めるなどパワーアップが目立つ村田祐樹が一緒。連係できれば番手でのレースに。好展開から抜け出しを決める。
村田祐樹 西村光太
村田祐樹は先行で力を発揮。前走岸和田FⅠでは決勝入りを逃すも、3日間とも果敢に攻めて確定板に。ここも迷わず積極策。ゴールまでしっかり踏み切る。
西村光太は皿屋と同じく松阪がホーム。前走岸和田では予選で村田と連係。赤板突っ張り先行の村田を差してワンツー。ラインの中で役割を果たして直線勝負。突き抜けてのVを狙う。
久田裕也 石原颯
数の面で充実は力のある選手がそろう四国勢。自力型で注目は久田裕也と石原颯。久田は8月にFⅠで2V。その後、9月小田原FⅠで落車負傷し、ここが復帰3場所目。リズムが戻ればGⅢでも活躍へ。
勢いでは10月に富山で完全V、立川でも①①❷とFⅠで好調さが光った石原。そのほか久米康平、太田竜馬もV候補に。追い込み型は湊聖二が今節得点最上位。追加で入った堤洋も走りは堅実だ。
長島大介 松坂洋平
関東は自力で強い長島大介が軸か。状況に応じ攻めの走り。チャンスを逃さずに出ていく。
南関は自在性ある松坂洋平が好調維持。同県後輩で確かな機動力を備える新村穣がおり、差し切っての神奈川ワンツーを目指す。
岡崎智哉 高橋晋也
近畿も成績安定は自在に戦う岡崎智哉。戦歴上位の稲垣裕之もV争いへ。
北日本を引っ張る高橋晋也も着実に調子を上げてきており流れに乗って出ると怖い。