京王閣ミッドナイト競輪の「スマホで遊べるパチ・スロアプリ777Real杯」が11月30日から12月2日まで3日間にわたって開催される。

 A級3班チャレンジ戦のみで1日7レース。出場メンバーは中部、近畿を除く各地区から49選手。ルーキー125期からは4人。

 その中で一歩リードは7月本デビューから最多5Vの岡部陸斗(栃木・125期)だ。今節がチャレンジ戦12場所目。ハイパワーで押し切りなるかに注目だ。


シリーズ展望

 岡部は3連勝を決めた3場所前の伊東で本デビュー後4回目のVを決め、続く佐世保でも3連勝。だが2班特昇を懸けた前走高松では完全Vならず。予選と準決1着の後、決勝は単騎戦で7番手から捲るも同期に敗れて2着。悔しい結果に終わった。
 ここから出直し。果敢に攻めてVゲットへ。次走は3着以内に入れば2班特昇となる一発勝負のレインボーカップチャレンジファイナル(玉野)。ここを勝って弾みを付けられるか。

 岡部に加えもう一人、関東の新人は織茂雄一郎(山梨・125期)。まだ優勝はなく決勝進出も本デビューから12場所で3回。まずは勝ち上がることに集中。岡部と同乗ならラインを組む選択も。

 125期で岡部に次ぐ得点を持つのは角田光(福島)。パワーは接近。有力なV候補の1人。力勝負で逆転も。追加で入った山口茂(福島・98期)が角田と同県タッグ。
 これまでに同じ斡旋はなく、一緒になればここが初連係。基本は追い込みだがタテ脚を備え得点も上位ならしっかり食らいつき直線勝負へ。

 九州を引っ張るのはルーキーの稲留敦貴(鹿児島・125期)。7月本デビューから東日本のバンク2回目の登場。直近4場所の決勝で確定板入り3回。自力で強さをアピールしたい。
 松本一志(宮崎・117期)も確かな機動力を備えるが、ここは後輩の稲留に任せて九州連係か。稲留が先手を取ると有利。

 中四国は強力な若手機動型不在。動ける隅田幸助(広島・91期)、気合の走りで近況1着が増えている真鍋伸也(香川・85期)が気になる存在だ。


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