ラインの長さで対抗するのが南関トリオ。先頭の元Jリーガー北井佑季は高松宮記念杯で初タイトルを獲得した。後半戦は失速したが、ゴリゴリの先行は重い冬場向き。「僕らが一番ラインが長いので責任を持って頑張りたい」と積極策でVゴールを狙う。

 総大将・郡司浩平はS班陥落からわずか2カ月で全日本選抜を制し、グランプリに戻ってきた。そのVも北井の番手から勝ち取ったもの。「今年何回も連係ありますし、年末に集大成を見せられれば」と気合十分だ。

 岩本俊介は賞金9位で滑り込み初出場。今年はGⅠ初決勝となったダービーで決勝2着と結果を残した。「感謝の気持ちでいっぱい。レースはその感謝の気持ちを伝えるようにやりたい」と御礼の強襲を見せる。


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