新山 快速先行で真っ向勝負
新山は3年連続S班。昨年は6回行われたGⅠで4度決勝進出など、実力は誰もが認める。それでも、なかなか優勝に手が届かなかった。結果が伴わず、モヤモヤ感があったが、11月四日市記念で2年ぶりに優勝を味わった。
「赤いパンツをはいて優勝がなくてはずかしかったが、ほっとしました」
捲りに回っても力は発揮するが、正攻法からの突っ張り先行が、新山のスタイル。積極果敢な戦法は他派の脅威となった。今開催は古性、窓場の近畿100期コンビが最大の敵となる。競輪界屈指の快速先行で真っ向勝負を演じる